【意味】 (方針・計画などを)採用する、(慣習などを)受け入れる、養子にする
adopt(読み方:アドプト)は、「受け入れる」「養子にする」などの意味を持つ動詞です。
とても良く似た言葉にadaptがありますが、これは「適合する」などを意味を持つ別の単語なので注意が必要です。
adaptには周りに合わせて変化させるという意味合いがあります。
一方、今回のテーマであるadoptには、選択肢などを選ぶ・受け入れるという意味合いがあります。
この2つは混合しやすいですが意味は違うので、どちらも覚えておくと良いと思います。
話をadoptに戻して、例文を見てみましょう。
His proposals were adopted at the meeting.(彼の提案は会議の中で採用された)
また、子どもや犬などの生き物を養子にする(受け入れる)という意味でもよく使われます。
さて、この単語の覚え方を考えていきましょう。
adoptの語源を辿ると、adとoptという2つの言葉からできた単語であることが分かりました。
adは「足す」という意味があり、add(加える)という英単語も同じ語源です。スペルもほぼ同じなので想像しやすのではないでしょうか?
optは「選択肢」という意味があり、英単語のoption(選択肢)も同じ語源です。こちらもスペルが途中まで同じなので想像しやすいかと思います。
まとめると、選択肢(opt)を足す(ad)=受け入れる・採用する、となります。
このように分解したそれぞれの意味から、単語の意味を覚えてみましょう。
つまり、
adopt
↓
ad(足す)opt(オプションに似ている、選ぶの意味だ!)
↓
受け入れる、採用する
と連想できれば単語の意味を導き出すことができます。