【意味】 …を(…の状態に)する、…を行う、果たす、(…に対して)…を返す、を公式に宣言する、言い渡す、(…に)〈計算書など〉を提出する、送付する、(文章や絵画で)…を表現する、(…に)…を翻訳する、を演奏する、演ずる、〈脂肪など〉を溶かす、溶かして精製する
render(読み方:レンダー)は「〜を〜にする」などの意味を持つ動詞です。
実はこの単語には他にもたくさんの意味があるのですが、ここでは代表的なものとして上記の意味を取り上げます。
イメージとしてはmakeという単語に似た意味合いです。
たとえば、
New technology has rendered my old computer obsolete.(新しい技術がわたしのパソコンを時代遅れのものにした)
This action would render the agreement invalid.(この行動は協定を無効にしてしまうだろう)
のように使うことができます。
なかなか分かりにくい単語ですが、まずは例文のように「何かを何かに変える」という意味を覚えてみましょう。その他はこの意味の派生なので、追々理解していけば良いと思います。
さっそくですがこの単語の覚え方を見ていきましょう。
今回キーワードになるのは、「レンダリング」という言葉です。
これは「レンダリング画像」のように日本語で使われる言葉です。
たとえば未発表のiPhoneの予想画像が拡散された時などに、「新型iPhoneのレンダリング画像が公開!」のように目にすることがあると思います。
日本語でのレンダリングという言葉の意味を調べてみると、この言葉はCGやWeb業界などで使われていて「作ったものを綺麗に表現・描写し直し、私たちが見れる状態に変える」工程のことを意味するそうです。
つまり、iPhoneのレンダリング画像と書いてあれば、これは本物のiPhoneの画像そのままではなく、さまざまな情報を利用してCGで作り出した画像ということになります。

レンダリングは英語にするとrendering、つまり今回の単語renderが元になっているので意味もほぼ同じです。
そのため、レンダリングという言葉から「(画像を作って見れる状態に)変える」という意味を連想できれば、それがそのままrenderという単語の意味ということになります。
つまり、
Render(レンダー)
↓
レンダリング? ⇨ 何かを見れる状態にする処理のことか!
↓
〜を〜にする
と連想できれば、単語の意味を導き出すことができます。