【意味】 教授団、全教職員、学部、能力
faculty(読み方:ファカルティ)は「教授/教員の集まり」などを意味する名詞です。
この単語は、大学や学校など学問的な場所での先生たち全体のことを指します。
つまり、学生はfacultyではありませんし、教授単体もfacultyではありませんが、教授や先生全体をまとめればその集まりををfacultyと呼べるということです。
たとえば、京都大学 大学院経済学研究科・経済学部のホームページの英語版を見ると、「Faculty & Staff Members(教員/教授やスタッフのメンバー)」や「Voices from Faculty Members(教授/教員の声)」という文言でこの単語が使われています。

ちなみにfacultyには他にも、「学部」や「能力」という意味もあります。なんだかいずれも頭の良さそうなニュアンスですね。
ただ、前述の「教授/教員の集まり」という意味のほうがよく目にするので、今回はこれらの意味は取り上げないことにしました。
まずは「教授/教員の集まり」という意味を覚えてfacultyが持つ学問的なイメージが想像できれば、「学部」「能力」という使われ方が出てきてもそこまで困ることはないと思います。
さて、この単語の覚え方ですが、今回はそのスペルに注目してみました。
facultyという単語よく見ると、cult(カルト)という単語が入っていることに気づきます。
カルトといえば、ある特定のものを崇拝する集団のことですよね。
faculty(教授/教員の集まり)も、崇拝しているわけではないですが、同じ大学や学校に所属して同じような目的を持って働く人たちの集団と捉えればカルトと似たニュアンスも少しはあると思います。
なので、これをきっかけに単語を覚えてみてはいかがでしょうか?
つまり、
faculty
↓
cult(カルト)?何かの集まり?
↓
教授/教員の集まり
と連想できれば、単語の意味を導き出すことができます。