【意味】 十分な,広い,大きい,あり余るほどたくさんの
ample(読み方:アンプル)は「十分な」などを意味する形容詞です。
たとえば、
We have ample money for the journey.(私たちはその旅に十分なお金を持っている)
のように使うことができます。
「十分な」と聞くと、同じような意味を持つenoughという単語が頭に浮かぶかもしれません。
こちらの記事によると、ampleはenoughよりももっと十分(むしろ余裕があるとき)を意味するようです。
たとえば、次の例文だとampleを使っているので、逮捕するのに十分すぎる証拠があることを表しています。
We have ample evidence to make an arrest.(逮捕するのに十分すぎる証拠がある)
一方、次の例文はenoughを使っているので、逮捕するのに十分なまたは最低限必要な証拠だけがあるという意味になります。
We have enough evidence to make an arrest.(逮捕するのに十分な証拠がある)
以上、ampleが持つイメージが少しは掴めてきたのではないでしょうか?
それでは、ampleの覚え方を見ていきましょう。
今回キーワードになるのは、ギターなどで使われる「アンプ」という言葉です。
アンプと言えば、ギターなどの信号を増幅させて大きな音を出す機械のことですよね。

このアンプという言葉、英単語のamplify(”増幅する”の意味)が元になっているのですが、実は今回の単語ampleと同じ語源を持つ関連語なのです。
そのため、どちらも「大きくする」という意味合いを共通して持っていることが分かると思います。
ample(大きい、十分な)
amplify(増幅する)
そのため、アンプという身近な言葉をヒントに今回の英単語を覚えてみましょう。
こうしてみると分かるように、
みなさんは、amplify(増幅する)という単語をご存知でしょうか?
これは、ギターの「アンプ」のもとになった言葉です。
アンプといえば、ギターの信号を増幅させて大きな音を出すための機械ですよね。
実は、今回の英単語ampleはこのamplifyと同じ語源(ラテン語のamplus)を持っています。
語源が同じなので、意味も似ています。
amplifyは「増幅する」ですが、ampleは「大きい、十分な」という意味です。
どちらも、「大きい」というイメージが共通していることがわかるかと思います。
つまり、
ample
↓
アンプ?音を増幅する機械のこと? ⇨ 何かを大きくするイメージ
↓
大きい、十分な
と想像できれば、単語の意味を導き出すことができます。